肩こりが解消しづらいパソコンの影響について | 尼崎市で肩こりなら整体院グランツ武庫之荘 | ブログ

こんちは、尼崎市の整体院グランツ武庫之荘です。

肩こりが解消しづらい理由はいくつかありますが、今回はパソコンの影響について書きます。

  メンタルストレスの研修で教わったことですが、現代人の目から入る情報の量は、1日で江戸時代の１年分に匹敵すると言われています。

このストレスは、筋肉を緊張させ、脳を疲労させます。そして自律神経の不調につながるとのことです。

  さらに私たちの体では、ストレスを感じると防御反応として活性酸素体と呼ばれる成分が増えます。防御に使われて余った活性酸素は、血管や組織を傷つけます。その傷を修復する成分は、接着剤のように働きます。

まずいことに健全な筋繊維や筋膜であっても接着してしまうのです。この状態が癒着と呼ばれています。筋肉に腫れや熱感が無いのに動かすと痛いなら、これが原因の最重要候補です。

  たとえば、五十肩が動かすと痛むのは、癒着した筋膜が引き剥がされようとするからです。ムリに動かせば剥がれるので、そういう治療法もあり、実際に動かせるようになるのですが、悶絶するほどの痛さだそうです。

  まとめると、パソコン作業を続ける私たちの体は、姿勢が適切であってもストレスで筋肉が緊張して硬くなり易く、同時に癒着の素も作られている、そしてそれは日々繰り返されている、ということです。

  こうした悪影響を少しでも減らすため、パソコン作業をする人に向けた日本のガイドラインでは、定期的な休憩や軽い運動を勧めているのですね。ところが、肩のケアについての方法は、腰に比べると種類が少なく効果も分かりにくいようです。

  四十肩、五十肩の痛みは獲っても辛いので、それがなくなった時点で、動かしづらい不自由さの改善はあきらめてしまう方が多いです。腕が上がらないので洗濯物を干す位置を下げる、エプロンを後ろで結べないので紐の長いエプロンに変える。

その工夫も大切です。ですが、動かせない原因がごく一部の癒着であっても、長く動かさないでいると健全な筋肉まで硬くなっていきます。

  当院では、肩の煩わしさから解放する施術を提供するだけでなく、希望される方にはセルフケアのやり方もお伝えしています。お気軽にお問合せください。